マナハウス閉店
僕が行きつけにしていた栄の書店「マナハウス」が、今日限りで閉店となった。
この店が入っているビルは、かつて山一證券の支店であった。当時この近くに職場があったため、営業停止になった時の光景も目のあたりにしている。
山一證券が退いた後、マナハウスがオープンする事になった。栄の大型書店と言えば丸善しかなかった当時としては画期的なことで、5階分のスペースを占めて品ぞろえも豊富、夜遅くまで開いていることもあって、たちまち行きつけの書店となった。
これをきっかけに、栄地区には、紀伊国屋や旭屋といった大型店が進出する事になったが、客数は多いもののあまり売上には繋がらなかったとみえ、紀伊国屋は名駅に移転し、旭屋も店舗面積縮小を余儀なくされた。
マナハウスも例外ではなく、5階分あったスペースが2階分に縮小してしまった。そして、ビルの全面改装に合わせるかたちで、11月30日限りで閉店が決まってしまった。
閉店日の今日、せっかくなのでのぞいてみた。
雑誌などが置いてある1階はまだ「現役の書店」の姿であったが、文庫・新書はじめ一般書籍が置いてある2階に上がってみると、半分くらいの本棚にはすでに商品はなく、寂しさが漂っていた。
欲しかった文庫本が何冊かあったので、最後の買い物をして、別れを告げた。
↑ブックカバー(手前)と袋。このブックカバーも気に入っていたんだけど・・・。
いまさら言っても仕方がないが、極めて残念で、寂しい。
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知らなかった、閉店なの
ブルーノートは?
開館準備をする度に音楽系メディアの購入でお世話になった。
旭屋さんが来るときは、大阪のイメージで鉄道模型屋さんかも来るかと思った
Nゲージのピコの線路ではお世話になった
わが身に買えって、ふと大型図書館は一つ、後は娯楽図書館でええやないかと思った
疲れてるのかな
投稿: bozunoban | 2007年12月 1日 (土) 20時55分
ブルーノートは、改装に伴って一時休業するらしいですが、存続はするようです。
確かに旭屋が進出、と聞いたときには、大阪のように鉄道書が豊富な店になるのかなあと思いましたがね・・・。
投稿: miyap | 2007年12月 2日 (日) 22時00分