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2007年11月10日 (土)

大相撲九州場所を前に

明日から大相撲九州場所の幕が開く。

優勝争いは横綱白鵬を中心に展開されることは間違いなかろうが、上位から下位まで、楽しみな若手力士が増えてきたこともあり、結構見所の多い場所になるのではないかと期待している。

また、大関魁皇が、地元九州で踏ん張れるかどうかも注目だろう。


しかしながら、どうも僕自身、いつもの場所前に比べると高揚感が少ない。

それは言うまでもなく、「『けいこ中』の現役力士の死亡」の問題であり、朝青龍問題である。

死亡事件についてはまだ刑事事件としては決着していないし、さんざん報道もされている。朝青龍問題についても食傷気味で、正直なところ両方ともあまり触れたくないのだが、ここで毎場所戦評もどきを書いている身としては触れないわけにはゆかないので、少しだけ書く。


これは、今場所の番付である。

大相撲九州場所を前に

↑番付に空白があるという珍しいものだが、これも今回の非常事態を物語るひとつである。本来、ここに名を連ねるはずだった時津海が引退し、時津風部屋を継いだため、このような番付になってしまった。

今回の問題で特に思うのは、一人の人間が死んだことに対して、恐ろしいほど重みを感じていない相撲協会および関係者の対応である。

冒頭で、「『けいこ中』の現役力士の死亡」と、けいこ中ということばにあえてかぎかっこをつけたのは、報道されていることが事実なら、「けいこ中の事故」ではなく、リンチ事件、殺人事件と呼ぶべきものだと思うからである。

それなのに相撲協会は独自で真相を解明するつもりが全くないらしく、真相解明は警察任せ。

文部科学省からの指導を受けると、トカゲの尻尾きりのように時津風親方を解雇することで決着させようとする。しかも、解雇理由は「協会の名誉を傷つけた」ということで。

一連の協会の対応には、協会の構成員が死亡し、協会の構成員が1人の人間を死に至らしめた、という事実についてどう考えているのか、全く見えてこない。

北の湖理事長が組織のトップとして無能であることは、朝青龍問題での対応を見れば分かることではあるが、今回の事件では、それが一層際立った。相撲を愛するものとしては言いたくないことだが、「理事の自主的な減俸」以外の責任を全く取らなかった相撲協会には正直失望している。

刑事事件として立件されたら、協会幹部は総辞職してしかるべきだと思う。



朝青龍が九州場所終了後に戻ってくるらしいが、戻れるまでに体調が回復しているのなら、さっさと戻ってファンに謝罪すべきだろう。場所後の帰国を是とした理事長も、どこまできちんと弟子を把握しているか怪しい高砂親方も、もうどうしようもない。



この重苦しい雰囲気を少しでも軽くするために必要なことは、明日からの九州場所で、各力士が力のこもった熱戦を展開することに尽きる。

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