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2007年11月 2日 (金)

劇団四季「鹿鳴館」

またまた自由劇場へやってきました。

今年3回目、「鹿鳴館」も、昨年の初演以来の観劇です。

この「鹿鳴館」の初演を観て、四季のストレートプレイにたちまち魅かれてしまった気がします。


劇団四季「鹿鳴館」

劇団四季「鹿鳴館」



↓公演パンフレットの表紙。

劇団四季「鹿鳴館」

さて舞台ですが、主役の2人、日下武史と野村玲子が素晴らしい。四季の舞台は、同じ人が一つの役を演じることは稀だと思いますが、「鹿鳴館」は例外で、昨年の初演以来同じコンビで演じています。

日下武史には凄みを、野村玲子には凛とした美しさを感じました。この2人の会話の応酬は圧巻で、観る者は引き込まれてゆきます。



演出の浅利慶太は、「舞台の良し悪しを決めるのは役者ではなく、脚本が全て」というようなことを言っていますが、やはり役者が下手ではどうしようもないんで。まあ、浅利慶太は役者については自信を持って舞台に送り出しているがゆえの言だと思いますが。



「鹿鳴館」の脚本は三島由紀夫によるもので、文庫本にもなっている(新潮文庫刊)ので読んだことがありますが、舞台と同様にどんどん引き込まれてしまいました。やはり脚本も傑作なんでしょう。

三島が自決したのは1970年。彼の思想には僕は全く与しませんが、まだ生きていたらもっと多くの作品を残したことは間違いないでしょう。それを考えるときわめて残念です。


カーテンコールで三島の遺影が出てきますが、作者への敬意が感じられて、僕はとても気に入っている締めです。確かに、脚本がなければ舞台も役者も存在しえません。その意味では、浅利の言は的を射ているということですね。

ともあれ、何度観てもいいものはいい、と思わせる舞台でした。


↓すっかり日が暮れた、終演後の自由劇場の風景。

劇団四季「鹿鳴館」

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