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2010年7月20日 (火)

大相撲名古屋場所10日目観戦記、そして大相撲への思い

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今年も溜席(=土俵至近の席)で、序ノ口最初の取組から結びの一番まで9時間ちょっと、愛知県体育館で観てきました。

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開催そのものが危機にあった名古屋場所ですが、今日は終盤戦にさしかかるということで、3連休後の平日にも関わらず、最終的には7~8割の入り、といったところで、いつもの年とさほど変わらない盛り上がりを見せていました。

例年と大きく変わったのが、優勝者に贈られる賞品がなくなったこと。

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写真の展示コーナーには、いつもの年なら天皇賜杯はじめ、企業や団体から贈られるトロフィーが所狭しと並んでいるのですが、今年はこれらをすべて辞退したため、相撲協会自身が授与する優勝旗と、殊勲・敢闘・技能三賞のトロフィーだけという寂しい状態に。

もうひとつが、懸賞の少なさ。

昨年の名古屋場所6日目(金曜日)と、今日のを比べれば一目瞭然。

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このような状況の中で、マクドナルドが熱心に応援しているようで、毎日懸賞を5本懸けているほか、来場者にコーヒー一杯無料券つきのうちわを配っています。

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取組内容もまずまずで、ひところ多かった立ち合い一瞬の変化技が少なかったように思います。

白鵬42連勝がかかった結びの稀勢の里戦は、ちょっとヒヤッとする場面もあったものの、負ける雰囲気は感じませんでした。稀勢の里は、今日勝っていれば大関への道が大きく拓けたかもしれませんが、まだまだ遠そうです。


・・・さてさて、今、大相撲はまさに危機的状況にあります。

一応30年来の大相撲ファンなので、昨今の大相撲を取り巻く状況には、非常な悲しみ・怒り・もどかしさなど、いろいろな感情が渦巻いています。でも、まだ相撲ファンをやめるつもりはありません。大相撲の長い歴史の中でも最大の危機だと思いますが、きっと乗り越えられると信じているからです。

ただそのためには、相当の覚悟が必要でしょう。今、大相撲再生に向けてさまざまな意見が出ていますので、まずはどんな意見でも耳を傾けることが必要だと思いますが、私がさしあたって必要だと考えることを2つ挙げておきたいと思います。

ひとつは、理事の過半数を外部から選任することです。

確実に言えるのは、もう今までのように全て力士出身者だけで相撲協会を運営していくことはもうできないということです。

武蔵川理事長が記者会見の席で言い放った「カメラがどかなきゃ会見しないよ」に始まり、渦中の力士・親方達の態度など、これまで見せてきた醜態を見れば明らかでしょう。あまりの危機管理の欠如には呆れるばかりです。

(ただひとりまともな応対をしたのは、阿武松親方でした。一番ダメだったのは時津風親方。自分も当事者になったのに、その意識が薄すぎ)

朝青龍「引退」以来の出来事を振り返るに、外部理事・監事がいなければ、もっとひどい状況に陥っていたでしょう。朝青龍の件にしても、引導を渡したのは横綱審議委員会が引退勧告を突きつける構えを見せたことであって、協会内部から積極的に事を進めたとは言えません。

相撲に造詣が深い人はたくさんいます。これまでそういう人たちを相撲協会は煙たがっていた感がありますが、こういう人たちは、必ず相撲界のためになる提言や解決策を示してくれるはずです。

2つ目は、親方への再教育です。

親方に必要な危機管理・経営・サービス精神というものを学んで身につけないと、もう未来はないと思います。

例えば、横綱審議委員会や、先日立ち上げた「ガバナンスの整備に関する独立委員会」の委員が属する企業に研修に行ってみてはどうかと思います。マスコミもあり、飲食業もあり、あらゆることを学べる環境に恵まれているのだから、活用しない手はありません。

サービスについて付言すれば、今でも相当のサービスをしているのに、当事者が気づいていないのではないかと思う例がひとつ。

入場券のもぎりは、アルバイトではなく、、親方がやっているんです。

お客にしてみれば、往年の名力士と間近に接することができるわけで、こんな嬉しいことはないんですが、どうも協会のほうにそういう意識が乏しいようで。(元高見山の前・東関親方は、さすがにそういうことが分かっていたようです。私の経験だと、元麒麟児の北陣親方が好印象)

これをどう活かすかひとつを考えるだけで、随分いろいろなことが分かるような気がするんですが。

この程度のことをやるのがイヤなら、財団法人であることをやめ、国技と称されることもやめて、単なる興行団体に衣替えるしかありません。

そうなったら、この危機的状況の中でも名古屋場所に足を運んでくれるような、まだ大相撲ファンをやめないでいてくれた人たちがどれだけ残ってくれるかは分かりませんが。

少なくとも私は、そのような興行や団体のファンになることはありません。

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