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2011年3月14日 (月)

誕生日に思う

ホワイトデーの今日は、私の39回目の誕生日。

通常なら、「あと1か月で40歳になる同級生もいるのに、こっちはまだ1年間30代」などと軽口をたたいて終わりにするところだけど、今回はちょっと状況が違う。

ひとつは東北関東大震災、もうひとつはわが身の怪我。
怪我のほうは順調に回復しているが、松葉杖生活で感じること、考えることも多い。
こちらについては松葉杖生活を卒業したときに改めて書こうと思う。

地震発生以来、津波が襲う瞬間や襲われた後の惨状をテレビで何度も見たり、1か所で1000人以上の遺体が確認されるなどのニュースに接するにつけ、自然の力の前に無力であることを思い知らされ、何とも言いようのない思いである。
三陸海岸は昨年末に鉄道で旅したばかりでもあり、胸が痛む。

被災者の方々を何とか支援したいと思うが、今の私には募金をいつもより多めにすることくらいしかできない。復旧までどれだけの時間がかかるか想像がつかないが、1度きりで終わらない支援をしていきたいと思う。

事態をさらに深刻にしているのが、原発の緊急事態である。
あまり言いたくはないが、東京電力は本当に大丈夫かと思わずにはいられない。計画停電をめぐる混乱もそうだが、特に記者発表に出てくる人たちの対応がひどすぎる。
未経験の事態ではあるので多少割り引いて考えないといけないのかもしれないが、ライフラインを担う企業の対応とは思えない。
計画停電も、やるといった以上最初に発表したとおりにやったほうが混乱が少なかったのではないか(東電から発表される情報自体が混乱していたので話にならないところもあるが)。
1日で終わるならともかく、4月末まで行うというのだから、二転三転していてはちっとも「計画」停電ではない。

でも、ここで声高に非難してみたところで事態がよくなるわけではないので、とにかくさらなる混乱に陥らないような対策を立てて欲しいと思うのみである。

また、マスコミや野党から「政府に危機管理能力がない」という批判が出ているが、昨日・一昨日の菅総理大臣のメッセージは心に響くものがあったし、枝野官房長官の原発に関する説明もわかりやすかった。総じて政府はしっかり対応しているのではないかと思う。何を基準に批判しているのかよく理解できないが、言ってる当人が同じ状況に立たされた時、今より優れた危機管理ができるとは到底思えない。

さらに腹立たしいのは、官邸で質問をしている記者達だ。「どうして総理は質問に答えない」とか、「原発に海水を入れるリスクをどう考えるのか」とか、今するにはあまりにもトンチンカンな質問で、それでいてやたらに偉そうというか、勘違いをしているような連中が多すぎるのは嘆かわしい限り。
今必要なのは、政府を攻撃することではなくて、バックアップすることだろう。報道機関が現地で得た生の情報をもとにした対策を求めるとか、逆に報道機関にできることはないか質問してみるとか、役割はいくらでもあるはずである。「私たちも応援しますよ」くらいのことを言ってみたらどうだ。
平時であれば、政府を監視して必要な批判をすることが報道機関の役割として重要であることはわかっているつもりである。
でも今はまさに未曽有の事態で、そんな状況のときに相変わらず政府批判をしてればいいというような対応しかできないというのは、彼らに想像力が欠如していると言わざるを得ない。

とにかく今は、犠牲者を心から悼むとともに、被災者や被災地に必要な支援がされるよう強く望む。

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