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2012年7月28日 (土)

気仙沼線・志津川駅周辺

中山平温泉から南下し、小牛田で柳津行きに乗り換え。

気仙沼線は柳津以遠が不通ですが、仙石線や石巻線と違って、なぜか代行バスではなくて代替バスとなっています。
要は青春18きっぷはじめこのエリアのJR線が乗れる企画きっぷでは乗れないということです。
ちなみに代行バスなら、これらの企画きっぷで乗れます。代替バスに乗れるのは、定期券と回数券のみ。

実際、柳津到着時に乗り換え案内は全くなく、気仙沼での一ノ関行きへの接続も考慮の外(ワタシは気仙沼で2分差で乗れず)。
この扱いの差は何なんでしょうかね。

さて、代替バスはミヤコーバスで、10人程の乗客を乗せて出発。
跡形もなくなった陸前戸倉駅を左手に見て、正午過ぎに志津川へ。
待合室がある空地に止まったところが志津川駅でした。
降りたのはワタシのほか2人。

志津川駅は、築堤の上にあるホームと階段が残っていました。
惨状に声もなく、ホームの端から端まで歩き、レールと枕木がなくなった築堤にたたずむのみ。

気仙沼線・志津川駅周辺

気仙沼線・志津川駅周辺


35年前に気仙沼線が全通したとき、この日を待ち望んでいた町民が志津川駅前を埋め、ものすごい熱気だったそうですが、目の前の現実からはとても想像できません。

市街地へ出てみると、ガレキの山を処理するショベルカーが動いてるだけで、復興に向けて動いてるという感じは全くなし。
周り一面、基礎だけ残った空地に、ところどころ津波に破壊された建物がある光景が広がっていました。

気仙沼線・志津川駅周辺

気仙沼線・志津川駅周辺

歩いてる人はなく、たまに見るのは車で来て、見て回ってる人。あとはガソリンスタンドや洗車場に車で来てる人がちらほら。

残った建物の中でもとりわけ目を引くのが、骨組みだけ残った南三陸町防災対策庁舎。
志津川に来たのは、ここに来たかったからです。

気仙沼線・志津川駅周辺

この庁舎で最後まで避難を呼び掛ける放送をして津波の犠牲になった町職員がずいぶん取り上げられ、有名な場所になったようです。
保存するという話もあったようですが、近々解体されるということを何かで目にして、早いうちに来ようと思った次第。

正面には線香や花がたくさん手向けられていました。
私も線香を点け(線香とライターが備えてありました)、手を合わせました。

ここには車で多くの人が来ていました。13時を過ぎると観光バスも次々にやって来ました。
来て、見る意味は大きいと思いますが、単なる観光地にはなって欲しくないなとも。
複雑な思いが去来しました。

2時間弱志津川にいて駅周辺を歩きましたが、昨日見た光景とあわせ、震災から1年4か月も経っているのに、という思いを禁じ得ませんでした。

志津川から気仙沼線まで乗った代替バスからは、気仙沼線の傷跡がいくつも見えました。
どこを走っていたのか分からなくなっているところもあって、ここでも津波の凄まじさを感じながら車窓を見つめていました。

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