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2012年8月 4日 (土)

2012大相撲名古屋場所総括

スポーツの話題はロンドンオリンピック一色で、プロ野球や高校野球などの話題も隅に追いやられてる中、今さら感たっぷりですが名古屋場所の総括を。

まず、全勝優勝した日馬富士から。

正直なところ、優勝、それも全勝するとは夢にも思わず。夏場所は千秋楽でようやく勝ち越す体たらくで、名古屋も良くて10勝程度かと思っていました。
まあ、うまく気合が乗って勝ち進んだということでしょうか。

秋場所で13勝以上なら横綱とか、場所後にはもうそんな話が出たそうですが、まず無理でしょう。それ以前に、振る舞いが粗暴に過ぎ、かつての朝青龍のような品性のなさが時折見られるのは極めて遺憾。初日の碧山戦で過剰な駄目押しをして見苦しい姿をさらけ出したのは恥ずかしいの一語。正直なところ、今の日馬富士に横綱になる資格があるのかどうか、はなはだ疑問です。

横綱白鵬について触れる前に、全勝同士の千秋楽決戦について。
1983(昭和58)年の千代の富士-隆の里以来29年ぶり、横綱-大関の対戦は1917(大正6)年の太刀山-大錦以来だそうですが、個人的には今ひとつ盛り上がらず。

理由は、番付最上位者の対戦でなかったから。
大正時代は今と制度も違うので置くとして、戦後の4例は、いずれも出場している番付最上位者が対戦しています。
名古屋場所で言えば、千秋楽結びの一番は、本来、横綱白鵬と大関稀勢の里であったはずのところ、順番を崩して大関で4番目の番付に位置する日馬富士を、白鵬の千秋楽の対戦相手に持ってきたわけです。いわば、作られた全勝対決。

結果的には取組を編成した審判部の狙い通り、2人とも全勝で千秋楽を迎えたわけですが、どちらかがそれまでに負けていたら興ざめだったかもしれません。

これまでは、千秋楽結びの一番は番付最上位者同士の対戦、という考えをかたくなに守ってきました。優勝争いよりも序列を重視してきたわけですが、ここへ来ての方針転換。
柔軟な考えで優勝争いが盛り上がっていいと思うか、節操がないと思うかは人それぞれでしょうが。


さて、横綱白鵬。
前半はかなり危なっかしい相撲が多く、よく全勝で千秋楽を迎えたと思います。
夏場所が10勝で終わったことを考えれば、横綱の責任は充分果たしたといえるでしょう。
ただ、下半身の安定感が失われていることは否めず、しっかり立て直さないと先が短くなってしまいかねません。稽古量が少なくなっているようなので、もう一度鍛えなおして欲しいもんですが、場所前「先場所前は稽古しすぎて調子が悪くなった」などというふざけた認識のままでは困ります。

当人の自覚を望みますが、それはそれとして、横綱審議委員会の委員長が「白鵬のピークは過ぎた」などとコメントしていたのは、甚だしく不見識です。これまでずっと大相撲を支えてきた功労者に対してあまりにも失礼な発言だと思います。
今の横審メンバーの発言には首を傾げざるを得ないものが多く、嘆かわしい限りです。

稀勢の里戦については後述します。


日馬富士以外の大関陣に目を向けます。

まず稀勢の里。今場所も自滅の感。
象徴的なのが白鵬戦で、ひとりで熱くなって勝手に負けたという印象。
立ち合いに変化して勝負をつけた白鵬を責める論が多かったように思いますが、確かに褒められた相撲ではありません。
でもあの一番に関しては、最後に冷静になれた者とそうでない者との差が出たということではないかと。
現状の稀勢の里では、とても横綱にはなれません。
ついでに言えば、朝青龍にしても白鵬にしても、横綱になる前には、「こいつは横綱になるな」という雰囲気がありましたが、稀勢の里はじめ今の6大関からは、残念ながらそんな雰囲気を感じません。

琴奨菊は可もなく不可もなしといった印象で、物足りない感じがありました。琴欧洲は今場所については皆勤し、9勝したことは評価してもいいのではないかと。把瑠都は後半戦ガタガタ、鶴竜は前場所に続いて存在感薄し。

とはいえ、大関陣全体としては、夏場所よりはましだったんではないでしょうか。


関脇・小結で光ったのは妙義龍のみ。技能賞にふさわしい、好感の持てる相撲っぷりでした。あとは語るほどの内容もありませんが、栃煌山は先場所後のブログで半ば予想したとおりでした。

夏場所優勝の旭天鵬は、名古屋では白星と黒星が反対の成績を予想していましたが、それ以上に悪い2勝に終わりました。さすがに初日から13連敗は予想外でした。

平幕で1人だけ挙げれば舛ノ山でしょう。さらに押し相撲を磨いて、頑張ってもらいたいと思える人です。


秋場所の話題は、日馬富士の綱盗りということになるんでしょうか。これについては先述したので繰り返しませんが、全体に相撲内容が充実した場所になるように望みます。

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