ローカル鉄道演劇「ことでんスリーナイン」
シルバーウィーク前半、おととい20日から、昨日21日にかけては、このところ秋の恒例となっている、岐阜県山県市の「グリーンプラザみやま」でキャンプ。
昼から飲んで、バーベキュー用の炭を起こしたり具材を焼いたり、色んな人と話したりと、楽しく過ごしました。
(かなり酔いがまわって、夜は10時過ぎに眠りについてしまったけど。)
昨日は昼過ぎに一旦自宅へ帰って、今度は西へ。
名古屋から近鉄アーバンライナーで難波へ向かい、まずは当地在住の友人と串焼肉の店と串カツの店をはしご。
2件とも大阪らしい雰囲気で、ほろ酔い気分で気分は上々となったところで神戸へ移動。
日付変わって今日の0時45分、神戸三宮フェリーターミナルから、初乗りのジャンボフェリー深夜便で高松を目指しました。
さすがに連休中とあって、港への連絡バスも含めてかなりの混雑だったものの、乗船早々に桟敷に座を占め、出航前に眠りにつきと、どうにか順調にこなせました。
前置きが長くなりましたが、高松へ来たのは、表題の演劇を観るため。
年下の友人が、私が芝居好きと知って教えてくれたもので、ひとくちに言えば、舞台も客席も動く列車の中という、ユニークな芝居です。
舞台は琴電琴平線の仏生山~滝宮。
仏生山からの往路が第1幕、滝宮からの復路が第2幕で、滝宮では2時間の街歩きの時間があり、物語のサイドストーリーをガイドつきで巡ることができる、という趣向。
街歩きは、ポイントを記した地図がもらえ、ガイドなしでマイペースで歩くこともできるので、私はこちらを選択。
マイペースを選んだわけは、行きたい讃岐うどんの店があったからです。
その店、滝宮駅から徒歩圏内にあるうどん店「松岡」は、10時頃に行ったらもう十数人の行列。
でも回転は早く、程なく席にありつけ、かけうどんと鶏の天ぷらなどを注文。
しっかりしたうどんと、磯の香りを感じるダシ、いずれも文句なしの味でした。
あとは地図に記された物語のポイントを巡りながら、滝宮の街歩き。
滝宮は、風格のある神社と天満宮があるなど、なかなか趣のある街で、やはり街を歩くと何か発見があります。
滝宮駅舎も築90年の味のあるもので、近代化産業遺産に登録されているのも納得の存在感。
あと、特筆すべきは駅近くの和菓子店「ほくろ屋」で売ってる「ぷりんどら焼き」。
往路の舞台のセリフに出てきたので、ついつい買ってしまいましたが、これは私的にはヒット商品でした。
さて、舞台と客席になってる電車は旧型車両で、釣掛モーターの音がいいアクセントに。
物語は、車窓の風景、停まる駅に合わせて進み、自席の真横に演者が座ったり、目の前で芝居が繰り広げられたりと、臨場感にあふれ、観てる方も結構ドキドキします。
演者の皆さんもとても魅力的。
オオゼキタクさんのギターが奏でるBGMもよく合って、予備知識ゼロでも全く問題なく楽しめ、あっという間に時が過ぎました。
昨年は樽見鉄道が舞台だったそうで、知ってたら行ってたのに残念。
琴電の舞台は明日までで、11月はひたちなか海浜鉄道が舞台になります。
鉄道演劇はちょっとハマりそうで、シアターキューブリックの他の活動ともども、注目したいと思います。
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