市民の「第九」コンサート2017
今日は、「市民の『第九』コンサート2017」の本番。
2年ぶり20回目という節目の出演は、満足度の高いものとなりました。
指揮者の大井剛史さんは優しい雰囲気とは一変、かなり迫力のある指揮で、これほど振りの大きい指揮は初めての経験かも。
テンポの速い部分と遅い部分がこれまで経験したことがないもので、最初はみんな戸惑いもあった感じでしたが、指導のおかげもあって今日の本番では何とか仕上がった気がします。
回を重ねていることもあってか、年々指揮者から要求されるレベルが上がっているのを感じていて、ついていくのが大変ですが…。
そして、毎年テノール独唱で出演している錦織健さんが今年は体調不良で休演。
昨日のリハーサルには参加されたものの、声が出ておらず不調は明らかで、やはり今日になっても回復しなかった模様。
休演が決まったのが今日の13時過ぎだそうで、そこから指揮者の大井さんが信頼できるテノール歌手に何人かあたり、連絡が取れたのが岡本泰寛さん。
東京のご自宅にいた岡本さんが名古屋に着いたのが16時過ぎ。
さすがにご本人も経験したことがない状況だったそうですが(終演後の解団式での本人談)、ぶっつけ本番で舞台を難なくこなしたように見えたのは、これぞプロ、というものを感じました。
終了後は、例年のように観に来てくれた友人たちと打ち上げて、気分よくフィナーレ。
また来年以降も、参加できる限りは続けていきます。
市民の「第九」コンサート2017
【プログラム】(当日配布のパンフより抜粋)
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン作曲
劇音楽「シュテファン王」序曲 作品117
交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」
<演奏>
指揮:大井剛史
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
独唱:ソプラノ つじ村ふみ恵
メゾ・ソプラノ 三輪陽子
テノール 錦織健(休演)→岡本泰寛
バス 澤脇達晴
合唱:市民の「第九」コンサート2017特別合唱団
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