松本清張展


世田谷文学館で今日まで開かれているので、観てきました。
小倉にある松本清張記念館には2度ほど行ったことがありますが、こちらも清張の魅力がよく伝わる展示でした。
また、会場内に、映画「砂の器」のテーマ曲が流れていたのも、清張の世界に浸る効果大でした。
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世田谷文学館で今日まで開かれているので、観てきました。
小倉にある松本清張記念館には2度ほど行ったことがありますが、こちらも清張の魅力がよく伝わる展示でした。
また、会場内に、映画「砂の器」のテーマ曲が流れていたのも、清張の世界に浸る効果大でした。
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というタイトルの舞台を観てきました。
宮崎あおいが出るというんで見に行ったというのが一番の理由ですが、「篤姫」のあと、舞台経験はそんなにないはずの彼女がどういう芝居をするのかに興味があったこと、共演者が六角精児(「相棒」の”鑑識・米沢守”役というと分かる人が多いかな)、吉本菜穂子(舞台中心の人ですが、TVや映画にも出てるんで、顔を見ると分かるかも)で、かなりいい舞台が観られるだろうと思ったこともあります。
会場は青山円形劇場。
その名のとおり舞台が円形で、客席は舞台を取り巻くように配置されています。定員は300人くらいでしょうか。ワタシも前から2番目(ちなみに一番後ろでも5列目)で、舞台が目の前、という環境で観たのは初めてでした。
舞台は期待に違わず、とにかく面白い、あっという間の2時間でした。
出演者は前述の3人だけで、シーンがめまぐるしく変わり、そのたびに演じる役が変わるというなかなかハードなもので、それだけに役者の力量(&脚本や演出の力もありますが)というものを感じた時間でもありました。
宮崎あおいは舞台でもやっぱり存在感があったし、六角精児、吉本菜穂子は安心感があるというか、さすがの舞台という感じでした。
それにしても、宮崎あおいはかわいいですね。顔小さいし。
舞台が近いのでたまに目が合った感じがして、ドキドキしてしまいました(笑)。

↑公演パンフとグッズ(クリアファイル&シール)。
最初の写真は劇場前に掲示してあったポスター。
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毎年足を運んでいる日展。
いつもは平日の午後休みを取って行くことが多いんですが、今年は時間がなく、やむなく今日に。
やはりめちゃくちゃ人が多く、入口ではお姉ーちゃんに無言で入場券をもぎられるなど印象悪し。
とてもゆっくり観られる環境ではなく、早々に退散しましたが、気に入った作品はいくつか見つけることができたので、一応納得。
密かな楽しみは、毎年風景画だけでなく、駅や線路を描いた作品が登場し、旅心を誘われること。
今年もそれは満たされ、ほっと一息でした。
一般的オススメは、工芸美術でしょうか。
特に、小原和紙を使った作品は秀逸です。
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招待券をいただいたのに行きそびれ、今週末に終わってしまうことに気づいたのが月曜日。
今日、仕事を早めに切り上げ、最後の2時間休みを取って名古屋市美術館へ出掛けてきました。
平日なのにかなりの人出。
会期末ということを割り引いても相当なもので、やっぱり印象派は人気があります。
モネだけじゃなく、ピサロ、セザンヌ、ルノアールといった印象派の作品が展示されており、一見の価値はありました。
(写真下は、会場で売ってたB6版のクリアファイル)
…いつも言ってるような気がしますが、願わくばもっと人の少ない状態で観たい。美術館がやたらに混む理由のひとつに、開館時間の短さがあるような気がします。
この「印象 日の出」展にしても、金曜が20時までであとの日は17時まで。平日の昼で結構な人だったということは、週末は推して知るべし。
他と比較するのはあんまり好きじゃないんですが、かつて行ったことのある北欧の美術館は、21時が閉館で金曜になると22時閉館だったのに驚いたことがあります。しかも入場無料。
文化の違いといってしまえばそれまでかもしれませんが、もう少し何とかならないもんでしょうか。
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「宮脇俊三と鉄道紀行展」を見に来ました。
自筆原稿や取材ノートを始めとした展示は、想像以上に充実していました。
これだけでなく、世田谷に縁のある作家や作品を紹介した常設展「文学に描かれた世田谷 一〇〇年の物語」も見応えあり。
名古屋など遠方からでも、足を運ぶ価値は充分あると思います。
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名古屋市博物館で開かれている、このようなタイトルの特別展に足を運びました。

出品されている小袖は、京都にある「松坂屋京都染織参考館」(非公開)の所蔵品。
博物館ホームページの紹介文によれば、
「今回展示する松坂屋京都染織参考館の所蔵の小袖は、松坂屋が、過去の優れた染織品の模様を新作の呉服作りに生かすべく収集したもの」
であり、
「松坂屋コレクションは文化財としての価値が極めて高いものですが、今までにまとまった形で公開されたことはなく、今回が本邦初公開」
とのこと。
小袖は、褪色したものもありましたが、江戸時代の息吹を感じるのに充分なものでした。
また同時に、当時の品のよさというか、文化の薫り高さというか、そういったものを感じることができるものでもありました。
今後も、折に触れ、伝統文化に親しむ機会を持ちたいと思います。
↑入口脇にあった「試着コーナー」。
これは松坂屋コレクションではないでしょうが・・・。
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午後から休暇(休日出勤の振替)を取り、美術館へ行ってきました。
人が少なく、ゆったりと鑑賞できたのは何よりでした。週末だとこうはいきません。
モディリアーニはもっぱら人物を描いた画家であり、風景画を好む私はこれまであまりじっくり観たことはなかったんですが、独特の世界を築いた絵の数々はなかなか印象的でした。
モディリアーニについてあまり知識がなくても、歴史を追ってよく理解できる内容になっており、見に行く価値が充分にあるものだと思います。
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「SEMPO」は、杉原千畝(すぎはら・ちうね)のこと。
杉原千畝は、第2次世界大戦中、リトアニア領事代理として、本国からの命令に背いて通過ビザを発行し、多くのユダヤ人を助けた外交官である。
「CHIUNE」は、発音が難しいため、杉原自身が「SEMPO」と名乗っていたことから、ミュージカルのタイトルを取ったようだ。
杉原は、僕の高校の大先輩にあたるが(もちろん杉原在学当時は旧制中学)、在学中に存在を知ることができなかったのは残念だと、今でも思う。
少し前置きが長くなったが、ミュージカルは期待以上にいいものであった。
観る前には、正直なところ、主演が吉川晃司というのにはあまり魅力を感じていなかったし、期待もしていなかった。どうにもイメージが合わないのである。
ところが、その吉川晃司は当初そういう印象を持ったのが申し訳ないと思えるくらいに良かった。終盤の演技や歌には凄みも感じられ、役になりきって、観る者の心をつかんでいたと言っていいだろう。
カーテンコールでは、この日の公演で「千秋楽」になる子役を紹介したり、共演者に話を振ったりと、なかなかの座長ぶりであることもうかがえた。
この公演を観て、何となく「チャラチャラした奴」と思っていた吉川晃司を見直した次第。
観客は吉川晃司の根強いファンであると思われる30代後半〜40代前半らしい女性が多く、カーテンコールではスタンディングオベーション。
まあ、ファンであるなしに関わらず、それだけの内容であったことは確かである。
他のキャストも、元四季の井料瑠美・今拓哉とか、元宝塚の森奈みはる(病気降板した愛華みれの代役)・彩輝なおというところを始め、脇を固めるキャストもなかなかしっかりしていた。
さらに、ミュージカルへの詞曲の提供は初めてという中島みゆきの手によるテーマ曲、挿入歌が心に響いた。
歌った吉川晃司はじめ出演者の力と、「みゆきワールド」がうまくマッチしていたという感じであった。
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名古屋市美術館で今日まで開催されていました。
入場券をいただいていたのですが、これまでなかなか行けず、ようやく最終日に駆け込むことになってしまいました。
予想どおり、大勢の人でにぎわっており、北斎の鑑賞というより、観客を見に行ったような感じではありました・・・。
披露されている作品そのものは、「富嶽三十六景」や「北斎漫画」のような有名どころから、肉筆画や版本といった、これまであまり紹介されてこなかったものまで多岐に渡っており、葛飾北斎がいかに優れた芸術家であったかがよく分かる内容だったと思います。
これが、ゆっくりと落ち着いてみることができればさらによかったんですが。
でもまあ、観ることができたただけで良しとしましょうか。
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毎年観に行っている「日展」。
今年も、先週の水曜日、所用があって午後から休暇をとったときに行ってきました。
週末と違ってすいているだろう、と思ったんですが、カルチャーセンターに通っている中高年グループ、という感じの人が多数で、それなりににぎわっていました。
日本画では、なぜか毎年鉄道にまつわる風景を描いたものが出品されています。
今年は東京駅を高層ビルから俯瞰した絵だとか、捨て置かれた貨車とか。
去年だと雪化粧した東京駅赤れんがとか、車窓から見た通過駅の風景などがありました。
この辺も毎年のひそかな楽しみです。
過去2年の「日展」鑑賞記事を参考までに。
(僕の鑑賞スタイルは、当時も今も変わってません。2006年の記事にある「母親の絵」も健在です)
2007年はこちら。
2006年はこちら。
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新春早々の観劇。
四季の「ハムレット」を見るのは初めてだが、「ハムレット」を観劇すること自体は2度目になる。
もう10年以上前だったと思うが、名古屋(確か愛知厚生年金会館)で見ており、ハムレットが真田広之、オフィーリアに松たか子、ホレイショーが松重豊、という顔ぶれで、やっぱり真田広之はかっこええわ~、とか、松たか子はまだ「一生懸命やっている」という印象を持ったことをよく覚えている。
さて四季の舞台であるが、もともと安心してみているということと、かなり舞台に近い席で観ていることもあって、見応えがあったことは間違いない。
ただ、オフィーリア役が野村玲子、ハムレット役が田邊信也ということで、バランスをやや欠いているように感じた。
この組み合わせは、「鹿鳴館」では親子役だったわけで。野村玲子は確かに上手いが、存在が大きすぎて、田邊信也の若さと比べると、恋人の関係というのはちょっと無理があるのではないかと。
田邊信也は若き貴公子という感じがよく出ていて適役であっただけに、オフィーリア役にもう少し若い人をキャスティングしたほうがよかったように思う。
もっとも、ハムレット役は下村尊則とのダブルキャストなので、下村・ハムレットで観ると印象が違うのかもしれないが。
ちなみに、ホレイショー役は「この命誰のもの」で主役を務めた味方隆司。出番は決して多くない役だが、この役をしっかりした人が務めないと舞台が締まらない。
10年前の舞台にしろ、今回にしろ、そのことがよく分かっているキャスティングである。
(2008年2月11日加筆)
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この劇は、中日新聞の記事で初めて知ったものです。
主人公の川村カネトは、アイヌ人で、鉄道の測量技手。北海道の鉄道だけでなく、飯田線全通に向けての測量や建設工事の功労者だそうですが、全く予備知識がありませんでした。
劇のサブタイトルは「鉄道の仕事に命をかけたアイヌの物語」であり、これは見ないわけにはゆかないと、勉強を兼ねて観劇した次第。
民族差別の問題と、「人として生きる」とはどういうことかを問いかける作品で、子どもから壮年層までの幅広い合唱団を中心に織り成された、心打たれる、いい合唱劇でした。
要所で奏でられるムックリの音色も、心に響くものがありました。
また、飯田線全通にあたっての、まさに「艱難辛苦」がよくわかる内容になっており、これまで「飯田線は退屈だ」などと思っていたのは申し訳ない限り。
少なくとも、三河川合-天竜峡間は心して乗らなければ。いずれ、偉業をしのびながら再訪するつもりです。
(※三河川合-天竜峡間は、川村カネトが測量・工事にかかわった区間。この区間が開通して飯田線が全通しました。なお、佐久間ダムの建設に伴い、一部区間は線路がつけ変わっています。)
来年はカネトの生まれた地、旭川で公演されるそうです。
↓公演会場の愛知勤労会館大ホールの入口にあった看板。

↓左は楽譜(&脚本など)、右は当日配られたプログラム。

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またまた自由劇場へやってきました。
今年3回目、「鹿鳴館」も、昨年の初演以来の観劇です。
この「鹿鳴館」の初演を観て、四季のストレートプレイにたちまち魅かれてしまった気がします。

↓公演パンフレットの表紙。

さて舞台ですが、主役の2人、日下武史と野村玲子が素晴らしい。四季の舞台は、同じ人が一つの役を演じることは稀だと思いますが、「鹿鳴館」は例外で、昨年の初演以来同じコンビで演じています。
日下武史には凄みを、野村玲子には凛とした美しさを感じました。この2人の会話の応酬は圧巻で、観る者は引き込まれてゆきます。
演出の浅利慶太は、「舞台の良し悪しを決めるのは役者ではなく、脚本が全て」というようなことを言っていますが、やはり役者が下手ではどうしようもないんで。まあ、浅利慶太は役者については自信を持って舞台に送り出しているがゆえの言だと思いますが。
「鹿鳴館」の脚本は三島由紀夫によるもので、文庫本にもなっている(新潮文庫刊)ので読んだことがありますが、舞台と同様にどんどん引き込まれてしまいました。やはり脚本も傑作なんでしょう。
三島が自決したのは1970年。彼の思想には僕は全く与しませんが、まだ生きていたらもっと多くの作品を残したことは間違いないでしょう。それを考えるときわめて残念です。
カーテンコールで三島の遺影が出てきますが、作者への敬意が感じられて、僕はとても気に入っている締めです。確かに、脚本がなければ舞台も役者も存在しえません。その意味では、浅利の言は的を射ているということですね。
ともあれ、何度観てもいいものはいい、と思わせる舞台でした。
↓すっかり日が暮れた、終演後の自由劇場の風景。

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「銃口」は、前進座と中日新聞社が主催した公演で、中日新聞にこの公演の紹介が載っていたときから気になっていたんですが、幸い前から2列目!という招待券を頂くことができ、観ることができた、という次第。
原作は三浦綾子。舞台は、「人間はどう生きたらよいのか」というテーマに、戦時中の思想弾圧、民族差別、そして戦争の不条理さ、非人間性を描くとともに、そんな時代でも、心を失わずに生きていた人を描く、見る者の心を打つものでした。
原作は未読だったので、会場で売られていた文庫本を買ってきました。腰を落ち着けて、じっくり読んでみたいと思います。
↓公演ポスター

↓公演パンフレット

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3連休の最終日は、丹後半島から東京へ移動して観劇を。
自由劇場へ来たのは、「鹿鳴館」「解ってたまるか!」に続いて3度目になります。



この芝居のテーマは「尊厳死」。
主人公は、首から下が不随になった芸術家の患者。彼は単なる延命措置を拒み、「人間らしく死ぬ権利」を主張する。それを受け止める医者の側も、「人の命を救う医者の務め」と、患者の主張との間で揺れる。
たいていの芝居には、「悪人」や、「人としてどうしようもない奴」が登場するが、この芝居にはそれがいない。
あえて言えば、「善意の押し付け」が目立つボランティアのおばさんが「どうしようもない人」かな。人の気持ちに構わず、画一的な論理の押し付けをするほど始末の悪いことはないが、この程度ならまだ可愛いものである。
まあ、敵役は「医者の論理」で患者の「死ぬ権利」を絶対肯定しない医者になるのだろうが、この医者は権威主義的なところはあるものの、主張が全く非であるとは言い切れない。何に重きを置くかの「見解の相違」でしかないのだから。
(ラストでは、この医者と患者の気持ちが通い合うことになる。)
テーマがテーマだけに、重くなりすぎないような芝居の構成にはなっていたが、やっぱり単純な娯楽作品とは違う。芝居自体は見てよかったと思うし、充分堪能できたが、重い宿題を与えられたような気分で、自分が同じ立場におかれたらどうするかを考えずにはいられなかった。
今問われれば、主人公と同じことを答えると思うが、いざ自分が死を目前にした状況におかれたとき、同じ結論になるかは自信がない。
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土俵祭りを見た後、招待券を手に入れていた博物館と美術館の展覧会を見に行きました。
博物館は、「城からのぞむ尾張の戦国時代」。

割と地味な企画でしたが、織田信長のあまり見たことがない肖像画なんかを見ることができて、なかなか良かったです。
美術館は、「ダリ展」。

こちらは当日券売り場にも長い列が伸びているし、会場に入ればすごい人で、とてもゆっくり鑑賞する気分になれず、早々に退散してきました。
まあ、大入りは結構なことですが、今日はここでいっぺんに疲れたような感じでした・・・。
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東京に来た主目的は、この芝居を観るため。
約40年前に起こった「金嬉老事件」を題材にしたストレートプレイで、一度見たいと思っていたが、今回ようやく願いが叶った。
(以下ネタバレが少々)
相当高度な「喜劇」である。劇中では、いわゆる「文化人」の底の浅さや、何か勘違いしている新聞記者、人質の奇妙な心理、警察の狼狽ぶりが喜劇として描かれる。
確かに笑えるが、笑った後、「この人たちを笑っていられるかなあ」という気にもなるのである。
特に、文化人たちが主人公(=「犯人」)に、「あなたの気持ちは分かる」を連発し、最後に主人公が表題の「解ってたまるか!」と叫ぶあたりは、日ごろ「気持ちは分かる」などと簡単に言うべきではないな、ということを思い知らされる。
主演の加藤敬二はさすがの演技。せりふの言い回しが絶妙で、どんどん引き込まれてゆく。まさに独壇場であった。
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ピースあいちの訪問で、今日行きたいと思っていた施設には全て足を記したのだが、まだ時間がある。
さてどうしようかと思った時、徳川園が未訪だったのに気づいたので、即決。そういえば、徳川美術館も改装前に1度行ったっきりのはずである。


まずは閉館時間の早い徳川美術館へ。隣の蓬左文庫と共同で「尾張の殿様物語」という特別展が開かれており、歴代藩主ゆかりの文物が展示されていた。
素人目に見ても史料価値の高そうな物ばかりで、当時の息吹がよく感じられるのは、さすが徳川さんである。
徳川園のほうも、名古屋にこんな落ち着いた庭があったのかと、今更ながらの発見をした感じであった。


美術館にしろ、庭園にしろ、もっと名古屋内外の人に知って欲しい名所だと思う。
なかなか、改めて勉強になったことも多い、充実した1日だった。
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「戦争と平和の資料館・ピースあいち」は、昨日(2007年5月4日)開館したばかりの施設。
もともとは、愛知県と名古屋市が戦争資料館の建設をするはずだったのが、財政難によって全く進捗しなくなったため、NPO法人が中心になってようやく開館にこぎつけたもの。
建物の規模は小さいが、展示資料はかなり充実している。
愛知県内の空襲についても詳しく触れられているし、被害だけでなく、加害の実態についてもきっちり押さえてあるのもいい。
ここの展示をきっちり見れば、「15年戦争(=満州事変から敗戦まで足かけ15年にわたる戦争の歴史)」の実態がよく理解できる内容になっていて、きわめて満足度の高いものであった。
中でも、「戦争と命・死」をテーマにした、「兵士の死」「アジアの民衆の死」「沖縄の死」「空襲の死」「原爆の死」の組写真は胸に刺さった。
昨日は各局のニュースでも紹介され、今日の中日新聞の記事にもなっていたせいか、かなりの人出。お年寄りから子どもまで、幅広い世代が訪れているのは結構なことであり、今後も多くの人に訪れてもらい、戦争と平和について考えてもらいたい施設である。
オープンの喧騒が落ち着いたら、もう一度ゆっくり訪れたいと思う。
※追記(5/22)
交通案内を以下に。これまで気がきかなくてごめんなさい・・・。
1 地下鉄東山線上社駅(4番のりば)から市バス「上社11」(右回り上社行き、または若葉台行き)で「じあみ」下車、バスの進行方向と反対側へ歩き、「地アミ」交差点を右折して直進すると、右手にあります。(バス8分+徒歩3~4分)
2 地下鉄東山線一社駅1番出口を出て右方向(坂を登る方)へひたすら直進、3つ目の「よもぎ台」交差点にたどり着くと、右前方にあります。(徒歩15分くらい)
時刻検索は名古屋市交通局HPからどうぞ。
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「文化のみち二葉館」は、大正時代、川上貞奴が住んでいた建物を移築・復元した施設。
復元ゆえ、どうしても新しさが目につき、大正期の雰囲気いっぱいとは言い難いが、それなりの雰囲気は味わえる、というところ。
城山三郎が資料を多数寄贈し、書斎が復元されているなど、郷土にゆかりのある文学者の著作や資料に、なかなか見るべきものが多かった。
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連休も早や終盤。
いくつか行きたいところがあったので、心身のリフレッシュをはかるべく出掛けることに。
名古屋市交通局が「ドニチエコきっぷ」というかなりお得なものを出しているので、これを片手に…。
まずは名古屋市博物館で「特別展 本丸御殿の至宝 重要文化財名古屋城障壁画」を観る。
さすがに徳川家が狩野派に書かせただけのことはあり、一見の価値はある。
会期後半には作品が入れ替わるので、また行かなければ。
(※追記:入れ替え後、5月19日に行ってきました。)
特別展の入場券で常設展「尾張の歴史」も観れるので、せっかくだからこちらものぞく。
この常設展は、僕が子どもの頃から同じテーマで、小学生時代は随分通った。
戦時下の生活や、戦争についての展示が充実しており、空襲の記録などを心に刻んだものであった。
ところが、入ってみると、昔より室内が明るい感じになっているのはいいとして、戦時下の展示がかなり少なくなっている。
また、記憶では伊勢湾台風の展示もあったように思うのだが、こちらは皆無。
何だか近現代をはしょる高校日本史の授業のようなことになっており、極めて残念であった。
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年度末最終日に行ってきました。
新設の部署への異動が決まり、引っ越し作業などで行けなくなるのではないかと一時は覚悟したが、なんとかなったのは幸いだった。
芝居の方はもう笑いの連続。
たしかにこんな人いそうだなあ、と思えるのが余計に笑いを誘う。また、田舎のおじさんから不良っぽい兄ちゃん、はたまた不気味な姉ちゃんやらおばさんまで演じ切る力は見事というしかない。
どれも面白かったが、特に断食道場のおじさんと、ウェスタンショー(?)のおじさんがかなりツボにはまった。
言葉じゃ面白さは説明できないので、一度ご覧になることを勧める。
とにかく、ストレス解消になること請け合いです。
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先月に引き続き四季を観劇。
今回のは、ミュージカルではなくストレートプレイで、時間も短め、ゆえにチケット代もちょい安。
お得な(笑)、面白い舞台で満足でした。
以下、ネタバレを避けつつ・・・
停電中、という設定なのだが、舞台では、停電のシーンになると明るくなり、マッチやライターなど、明かりがつくシーンでは逆に暗くなる。
演者には、明るいシーンではいかにも暗がりで振る舞っている、という演技が要求され、他にも絶妙のタイミングが要求されるシーンが多数あり、上手い人でないと務まらない舞台である。
主役は「違いの分かる男」(←これももう死語か?分からない人も多いのかなあ・・・)石丸幹二と坂本里咲で、安心して見られる布陣。
やっぱり石丸幹二はいい声で、期待に違わず。他の出演者も良く、特に僕は初めて見た八重沢真美(=市村正親の元妻)がかなりいい味を出していた。
四季のストレートプレイを見るのは「鹿鳴館」に続き2度目だが、結構見たくなるものが多い(これまでも見たいのがいくつかあったが、タイミングが合わず断念している)。
名古屋でも見る機会が増えるといいなあ。
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2月末に招待券をもらったので、行ってきました。
土曜日ということに加え、最終日を翌日に控えてるとあって、絵を見るというよりも観客の山を見に行ったようなものでした。…ちとうんざり。
それでも、中世ヨーロッパの雰囲気はそれなりに味わえたので、よしとしましょうかね。
肝心の絵も、ゆったりと見ることができたらいいな、と思わせるものが多かったのは確かだし。
足を運んだ価値はありました。
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昨日見に行ってきました。
四季は結構好きで、四季の会にも入っており、名古屋に限らず、時には東京にも行っちゃったりしています。
席は端っこではあるものの、前から3列目というなかなかのところ。
(ホントはもうちょっと後ろの方が見やすいんですが)
話の筋などは実際に見るか、四季のHPなどを参照してもらうとして、簡単に感想を。
一番印象に残ったのは前半のクライマックス。
相当の迫力があり、背中がゾクゾクする感覚がありました。
主役の3人(井上智恵・芝清道・下村尊則)はさすがの歌唱力。
あと、エビータ&ペロン大統領の実際の映像を織り込んだのは、当時の雰囲気が伺い知る一助になってよかったと思いました。
来月は「ブラックコメディ」を見に行きます。
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今年も行ってきました。(昨年の記事はこちら)
3連休の中日とあって、人がいっぱい。いささか疲れました・・・。
さて、展示されてる作品は作品集となって発売されているほか、ほとんどが絵はがきになっているので、毎年何枚かの絵はがきを買っています。
面白いもので、実物を見たときには気に入っても、絵はがきをみると今ひとつ、というものもあれば、逆に絵はがきのほうが実物よりもよく見えたりすることもあります。
実際の作品の鑑賞と並んで、絵はがきを物色するのも楽しみのひとつです。
「日展」東海展は2月18日まで、愛知県美術館で開催中。
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日展東海展が19日までの開催なんで、今日急いで行ってきました。
特に芸術に造詣が深いわけではないけど、絵なんかを見ること自体は好きなので、毎年行っております。ちょっと客が多すぎるのが難点ですが、やむを得ません。
彫刻にはあんまり興味がわかず、書もなんて書いてあるかよく分からなかったりするんで、さっと見るにとどめてますが、絵画と工芸はしっかり見ている、というのが僕の日展鑑賞スタイル。
特に日本画がいいです。洋画に比べて繊細な感じがして。
対象は人物よりも風景が好きで、風景画を見てると、そこへ行ったわけでもないのに、結構対象となっている現実の風景がまぶたに浮かんでくるんですなあ。
これは僕が旅行好きということもあるんだろうけど、風景だけでなく、音とか息吹とかいったものをしばし感じたりしております。
洋画は、毎年同じ画家が「母親」を描いた作品が展示されてるんですが、だんだん母親(現年齢推定80歳)が小さくなっているんですね。やっぱり毎年ちょっとずつ老いていくというのが現れているなあ、と思って見てますが、母親に対する温かい視線というのも感じます。
ちなみに、洋画ではジュディ・オング(「魅せられて」でレコード大賞を取った人)の作品が特選で展示されてます。名古屋の料亭の玄関の風景が描かれていますが、なかなか丁寧に描かれています。
工芸では、小原和紙を使った作品が好きなんですが、作品の下に書かれる作者の居住地が「豊田」になっているのはちょっと味気ないなあ、と思いますね(小原村が豊田市と合併したため)。
参考までに、東海展が終わると、次は大阪展へ移動します。
(日展のHPはこちら。)
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