ローカル鉄道演劇「ひたちなか海浜鉄道スリーナイン-spring version-」
今日は久しぶりに観劇。
舞台はひたちなか海浜鉄道で、昨秋の「ことでんスリーナイン」に続いて、シアターキューブリックのローカル鉄道演劇です。
昨夜の「ムーンライトながら」で旅立ち、ひたちなか海浜鉄道の始発である勝田へ向かう前に、水郡線で常陸太田へ。
4年前に友人のお祝い事でここに来るはずが、荒天で常磐線のダイヤが乱れてたどり着けなかったので、リベンジ。
前回来たのは四半世紀前の学生時代で、そのときは今はなき日立電鉄に乗り継いでいますが、常陸太田駅周辺は様変わり。
日立電鉄の常北太田駅跡と思われるところは、ドラッグストアになっていて、全く面影はありませんでした。
さて、寄り道後勝田へ向かい、この演劇を紹介してくれた年下の友と合流。
会うのは十数年ぶり、もっとかもしれず、顔が分からなかったらどうしようかと思いましたが、ちゃんと分かるものでひと安心。
演劇は往路の阿字ヶ浦までが前編、まち歩きを挟んで復路が後編。
ことでんは貸切列車を仕立てましたが、こちらは定期列車に増結し、貸切車両にしています。
阿字ヶ浦の街歩きは、もらった地図をもとに自分の足で。
(ガイドつきツアーもありましたが、行きたいところがあったのでフリーを選択。)
3月下旬にしては寒く、降りたひとときだけ雨がぱらついた中を海岸まで下り、未訪の阿字ヶ浦温泉でひと浴び。
ちなみに友人は列車に乗りたいとのことで一旦お別れです。
なかなか成分の濃いお湯で、上がったあともかなり暖かく、汗が出るほど。
意外と(と言っては失礼だけど)いい湯でした。
ここで昼食を済ませ、駅まで戻りつつ、街歩き。
阿字ヶ浦は何度か来ていますが、周辺を散策したのは初めてで、結構史跡や海の見えるポイントがあって、面白かったです。
やはり街歩きは楽しい!
車内で繰り広げられる演劇は、演者との距離が近く、やはり臨場感、迫力といったものを感じます。
初めて知ったのは、車窓に海が見えるところが2か所あること。
何度かこの線には乗っているのに、海は見えないと思い込んでいました…。
あるいは、見てはいたけど意識がなかっただけかもしれませんが。
驚いたのは、途中駅で貸切車両に一般のお客さんが間違って乗ってきたこと。
最初は演者が乗ってきたと思ったんですが、こんなこともあるんですねえ。
発車前にスタッフさんが一般車両に案内して落着しましたが、動いてる列車ゆえ、ハプニングへの備えもせねばならないので運営も大変です。
今回の演劇も楽しく、かつ心に残るものでした。
次はどこの鉄道が舞台になるか、楽しみです。
帰りの電車の中では、阿字ヶ浦駅で買った公式スイーツ、バウンドケーキを。
さつまいもがベースで甘すぎず、おいしくいただきました。
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